治しにくいニキビの特徴
治しにくいニキビで悩んでいるという場合、皮膚科でニキビ治療を受けるのがおすすめです。
ニキビ程度では皮膚科に行きにくいという人もいるかもしれません。
しかし、気になるニキビはできるだけ早く治療を受けて悩みを解消しておくのがポイントです。
一口にニキビといってもいくつかの種類があります。
白ニキビや黒ニキビは初期の段階であり、比較的治しやすいと言われています。
しかし、それらが悪化すると赤ニキビや黄ニキビとなります。
そして黄ニキビがさらに悪化した場合、紫ニキビとなってしまいます。
紫ニキビはニキビの中でも最も症状が重く、治しにくいという注意点があります。
ニキビの炎症が酷くなると、白血球の中にいる好中球がアクネ菌を殺菌するために
活発に働き始めます。しかし、それによって肌への負担となる活性酸素が
たくさん発生してしまいます。
活性酸素はアクネ菌を殺菌するだけでなく、コラーゲンやエラスチンまで
破壊してしまいますし、毛穴の外まで炎症が進んでしまうでしょう。
このような状態になると腫れや痛みなどがかなり悪化してしまいます。
肌は毛穴を修復するためにたくさん新しい細胞を作っていくのですが、
細胞が作られ過ぎると肌が硬くなったしまい、しこりのようなニキビが発生してしまいます。
治しにくいニキビが発生してしまった場合、皮膚科でニキビ治療を受けるのがおすすめです。
セルフケアではなかなか改善できないこともありますし、間違ったケアを続けていると
逆に悪化してしまうこともあるので注意しましょう。
皮膚科では塗り薬や飲み薬などを処方してもらえます。
悪化したニキビは肌の奥深くで炎症が起きており、塗り薬だけでは改善できないこともあります。
その場合は飲み薬でのケアも一緒に行うと良いでしょう。
外側と内側からのアプローチを行うことにより、セルフケアよりも効率よく
ニキビを改善することができるのです。
また、普段の生活習慣をしっかり見直すことも大切です。